ごあいさつ
お知らせ
先週に続き、本日は京都市の左京老人福祉センターにて、過活動膀胱のお話をさせていただきました。
20人近くの方々に、ご参加いただきました。
本日も多くの質問もいただきました。
一部定員オーバーで、ご参加できなかった方もいらっしゃるようでした。
皆様にとって、関心のあるテーマなのだと、実感してます。
ご参加いただいた皆様、施設を使用させていただいた左京老人福祉センターの皆様、ありがとうございました。
京都市の東山老人福祉センターにて、過活動膀胱の一般的なお話をさせていただきました。
実際に質問票に答えていただき、皆で骨盤底筋体操を実践していただきました。
皆様興味を持って聴いていただき、非常に多くの質問もいただきました。
またこのような機会でお話させていただき、病気について関心を持っていただければと思います。
ご参加いただいた皆様、施設を使用させていただいた東山老人福祉センターの皆様、ありがとうございました。
JAMA internal medicineに掲載された論文のご紹介です(論文はこちら)。
腹圧性尿失禁(咳やくしゃみなどで尿が漏れる)、混合性尿失禁(腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁)に対して骨盤底筋体操が有効であることは分かっています。
この研究では集団療法の有効性が個人療法と比べて遜色がないことを示すことを目的にしています(非劣性試験)。
もし集団療法が個人療法に比べ遜色がなければ、同時に複数の方が治療できます。このことは時間やヒューマンリソースの節約に繋がります。
この研究は非常に綿密に計画された方法で、結果も非常に分かりやすく提示されていました。
本研究の結果、腹圧性・混合性尿失禁に対し、骨盤底筋体操の集団療法が、個人療法と比べ遜色ないことが示されました。
今後集団療法が定着することになれば、より多くの方々にも治療の恩恵が受けられる可能性もあります。
将来性のある、とても素晴らしい研究でした。