ごあいさつ
お知らせ
本日は京都市の左京老人福祉センターにて、過活動膀胱のお話をさせていただきました(2回目)。
前回反響があったとのことで、追加で開催させていただきました。
20人近くの方々に、ご参加いただき、多くの質問もいただきました。
事前に抽選があり、参加できない方もいらっしゃったようで、ご迷惑をおかけいたしました。
また機会があれば、お話に伺わせていただきます。
ご参加いただいた皆様、施設を使用させていただいた左京老人福祉センターの皆様、ありがとうございました。
先日European Urologyという雑誌に、抗コリン薬という広く使われている薬が効かない男性に対し、どのような治療に効果があるか、まとめた研究(Review)が掲載されました。(こちら)
抗コリン薬は古くから使われている内服薬ですが、効果不十分や副作用のために、半数近くが治療終了してしまうという報告があります。
本研究では、β3アゴニストという比較的新しい薬、ボツリヌス毒素膀胱内注入療法、神経変調療法などについて効果をまとめております。
ただしこの研究は、システマティックレビューの方法としては不十分な点があると考え、コメントをEuropean Urologyに投稿してみました(Letter to editor)。ですので、本研究の結果について紹介は致しません。正しい方法論に基づいて、結果は報告すべきとは考えております。
システマティックレビューの方法論について、別の機会に紹介できればと思います。
研究開始を1年が経過し、研究にご参加いただいた方が、合計30人になりました。
新型コロナウイルスの影響もあり、残念ながら想定通りの進捗ではありません。
そのような状況にも関わらず、これまで研究に御参加いただいた方、現在御参加していただいている方、ご協力ありがとうございました。
引き続き募集しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
本日リビング京都に、研究募集のお知らせをさせていただきました。
研究にご興味をいただいた方は、こちらの質問にお答えいただければと思います。
その他、メール、電話でもご相談に応じますので、お気軽にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日、日本泌尿器科学会で発表してきました。
なかなか慣れないオンラインでの発表ですが、座長の先生からありがたいコメント、実践的な質問をいただきました。
ただし学会ならではの、会場で発表者同士が顔を合わせて議論しあうことができず残念でした。
学会での質疑応答を、本研究に生かして行ければと思います。